いよいよ明日から師走ですね!駆け足で2018年が終わろうとしています!
「memento mori」って聞いたことありますでしょうか?ラテン語で「死を想え」などと略されるそうです。
とくに悲観的な世紀末でもないのにテーマが「死」で恐縮ですが、「Happy」の対極に位置しそうな「死」について考えることで、対岸から幸せについて考えてみませんか?^^
さて、当たり前のことですが、忙しい日々のなかでみんな忘れがちですがいつかヒトは死を迎えます。
死は、悲しい・終わりというイメージが先行しがちですが、古来より日本では、旅立つ・隠れる・離れるなど、色々な言葉で表現されます。人間以外の自然界においては、死は必ずしも悲しいという尺度には当てはまらず、次の世代への循環であるといえます。動物でいえば、死骸は小動物や微生物の糧となり、食物連鎖の始まりともいえます。植物でいえば、朽ち果てて倒れた巨木は次の芽生えに役に立ちます。このように自然界では「命の循環」という考え方ができます。
人類において故人を弔う葬祭は様々な形で執り行われますが、近代以降の日本では「火葬」がメインですが、欧米では「土葬」が一般的ですし、モンゴルでは馬の背中に骸を乗せて走らせ、落ちたところで放っておくという「風葬」、そのほかチベットなどで行われる「鳥葬」「水葬」、特殊なものではヒマラヤ山脈など超高地の山の掟で「クレバス葬」などなど、葬祭も様々あります。いずれにもその地域や文化によって意味があって、正解はありません。
Hpppyもその人その人それぞれの意味があって、違いがあって、正解はないのだと思います^^
少しでもみなさまのHappyのお役にでも立てれればHappyです(笑)
わたなべ歯科クリニック 歯科医師 瀧幸郎