往診チームの藤本です。
診療室では、患者さんのほうから診察に来られますが、往診はご本人からというよりも、施設の方、ご家族、ケアマネージャーなど周りの方からのオファーが多いのです。
先日、ある施設に入居されている女性が歯周病で下の歯がグラグラし、止む無く抜歯しました。隙間の空いたところがとても気になり、なんとかならないのかと、矢のような催促!
「入れ歯はいやだ!」
「では、ブリッジにしましょうか (≧∀≦)」
痛くないように麻酔をして、両脇の歯を削って形成をするという長〜く辛〜い診療を、往診の現場でなんとか頑張り通しました。
そして、仮歯が入りました。
その時に、うちの歯科衛生士が、
「まあ、素敵 (^ ^)」と。
その時の患者さんの嬉しそうな顔ったら (o^^o)
まさに幸せの瞬間を見せていただきました。
現在、今か今かと仮歯ではなく本当の歯が出来上がる日を、心待ちにされています。
良かった。良かった。( ◠‿◠ )